邪道(旧)

歌って踊れるエンジニアの叫び

明日のUlitimate Agilist TokyoのOpenjamで暴れてきます #uatagile

いよいよ明日(2012年11月17日土)に、Ulitimate Agilist Tokyoが開催されます。

  • 本気でアジャイルに取り組んでいる人達が集まり、その経験を双方向に共有
  • 10年が過ぎたアジャイル、次の10年を一緒に考えてみませんか?

という心躍るイベントがついに開催されます。

 

UATに参加する理由

私事になりますが、私自身アジャイルと出会って1年間が経ちました。
この1年間はとても密度が濃く、多くの失敗と成功の中でサービス開発の本質を追い求めてきました。もちろん答えは出ていませんが、暗闇の荒野の中で勇気を持って前に進んでいる感触を持てています。

私にとって今回のイベントはこの1年間のRetospectiveです。この1年間でどんな成長ができたのか、今年末そして来年以降どのように世界を変えるのかを考えながら参加しようと思っています。

 

Openjamに参戦

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追記: イベントが終わったので発表資料へのリンク追加しました

私もOpenjamにてsecret base ~Jeff Pattonがくれたもの~というタイトルで発表させていただきます(表紙だけ大公開)

Jeff Pattonと私のチームが出会い、

  • チームがどう変化したか?
  • 彼が伝えたかったことは?

という体験にまつわる話をお話しさせていただきます。

未熟者ではありますが、登壇者の皆さんにも負けない意気込みでぶっ込んできます。
皆さんぜひ明日お会いしましょう!! 

DISCOVER TO DELIVER : ユーザーの本質的価値をDISCOVER(発見)しDELIVER(届ける)する新たな方法

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Agile2012で参加したセッションの中で、個人的にもヒットだったThe Product Partnership: Using Structured Conversations to Deliver Value(直訳:プロダクトとの友好的な協力関係)。セッション内容は、DISCOVER TO DELIVERという発売前の本を題材に著者であるMary GormanEllen GottesdienerがWork Shopを行いました。

先日(2012/9/25)、ついにそのDISCOVER TO DELIVERが一般発売されたので、ご紹介させていただきます。※もちろん本は全編英語ですw

参考リンク

About "DISCOVER TO DELIVER"
DISCOVER TO DELIVERでは、価値を見つけて届けるまでの過程をステップで説明しています。
ポイントをまとめると、
  • ユーザーを中心におく
  • 会話することが重要
  • ストーリーやバックログ
  • Discover (発見) と Deliver (届ける) を繰り返す
  • 繰り返してユーザーにとっての本質的なプロダクトの価値を導きだしていく
こんな感じです。
本で紹介されているプロダクトのコンセプトや価値を探求していく各ステップは、フレームワークのような使い方ができると思います。
以下のAgile2012のセッションレポートにもありますが、ちょうどインセプションデッキとストーリーの間をカバーするような内容になっているため、プロダクトオーナーに近い仕事の方にはぜひ読んでいただきたい内容です。 

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(著者であるMary & Ellen with @uedayoさん)

私はセッションを受けて内容がとても面白かったので、会場内で事前販売していた本を購入しました。本は、写真の壁に貼ってあるようなイラストが多く、英語は得意でない私でもイメージがわくので読み進めることができています。

Agile2012のセッションの反響や発売後のTwitterを見ている限り、アメリカでも注目の本・手法の一つです。今後名前を聞くようになるかもしれません。

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P.S.

せっかくいち早く輸入できたので、もうちょっと内容を理解して日本で紹介できるといいなーと思ってます。もしご興味がある方はぜひコメントやShareをお願いします。きっとやる気が出てきますw

アジャイルとウォーターフォールについて本気出して考えてみる

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なぜアジャイルなのですか?改めて考察するウォーターフォールとの違いに参加してきました。

ウォーターフォール(以下WF)はよくDisらr・・・アジャイルと比較されます。

私もアジャイル開発を知るまでそうではない開発を経験したことがありますが、おそらくそれらはWF開発をしていたわけではなく、WFのようななにかに過ぎなかったと思います。

だから、ちゃんとしたWFについても勉強したいなーと考えていたのでとてもいい機会になりました。

  

株式会社ジャムズを経営されている玉牧 陽一さんのご講演のポイントをまとめます。
詳細については下記SlideShareをぜひご覧ください。

WFの原点に関わる流れ

  • 1970年 Managing the Development of Software Systems via Winston Royce
    WFの本質が書かれている論文。 
  • 1985年 米国防総省の規格書「DOD-STD-2167」★
    Royceの論文を参考に国防総省がPRJの進め方をまとめた規格書。
    これがWFの原点と言われている。
    手戻りは絶対だめ!!と述べている。
    ⇒追記:手戻りがだめと明記されたのは1988年発表の2167A版(原田さんありがとうございます)
    1995年のレポートで、この方法によるPRJの約75%が失敗もしくはうまく適用できずに終わっていると報告されている(※参照) 
  • 1994年 上記の改訂版「MIL-STG-498
    繰り返し型開発 
  • 2010年 CMU/SEI「Considerations for Using Agile in DoD Acquisition
    アジャイルを用いた調達やこれからの導入を促す趣旨のレポート

※このあたりのことをまとめているIPAレポートがあった ので載せておきます。
 米国におけるアジャイル・ソフトウェア開発の動向 via 渡辺弘美さん

 

WFの本質となった論文の概要

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  • 一番シンプルな開発モデル
  • 小規模で自らが利用するソフトウェア開発には十分かつ合理的
  • しかし大規模なシステム開発ではうまくいかない
  • 実際のPRJでは追加工程が要求される(管理コストによるオーバーヘッドなど)

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  • 一方通行でうまくいくわけがない
  • 手戻りは存在するがあくまで想定内(1つ手前の工程まで)におさめる
  • 顧客を巻き込むことの大切さ
  • ソフトウェア開発はシンプルなモデルのような簡単なものではない
 
要点まとめ:
 1970年の論文だが今でも多く使われているWFの本質が述べられている。WFでは手戻りは絶対だめという風潮があるが、これはWFの原点となった「DOD-STD-2167」で手戻りはあってはいけないものとされているからである。しかし、Royceの論文では手戻りがあることを前提としていて、その手戻りを想定内におさめることが大事だ述べている。
 当然この論文がそのまま開発に活かせるものではないが、それまで体系的にPRJの進め方をまとめられていなかった中で初の取り組みであった。
 
WFとAgile

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  • 問題解決 = 要求、アウトプット
  • 問題解決における前提的 = PRJの外で決めるものでPRJの中ではStatic
  • 問題解決における前提的 = PRJの外で決めるものでPRJの中ではStatic
  • 解決手段 = 要求を満たすための方法
  • 解決手段における前提的 = 良い方法は既存でそこに近づける
  • 解決手段における前提的 = PRJの中で決めて行く

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WFの難しい点
  • 初期の要求がなかなか確定しない場合
  • 後の工程になって要求が変更になる場合
  • 事前に予見しきれない技術的課題
  • リスク管理とその運用の難しさ 
  • コミュニケーションの質の悪化
  • 官僚的な追加作業
 
アジャイルとWFの使い分け

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要点まとめ:
アジャイルとWFはそれぞれに前提条件・向き/不向きが異なる。そのため、現状やプロジェクトの特性を正しく理解して適正をみる必要がある。
一般的にアジャイルとWFの併用はよしとされないことが多いが、先攻してアジャイルで開発をはじめて仕様や設計が固まった時点でWFにする併用の形の成功例もある。
どちらがいい/悪いではなく、概念やプロセスを理解してそれを活かせるように現場現場で適用して行くことが重要である。
我々の仕事(ソフトウェア開発もアジャイル開発もWF開発も)はそんなに簡単なものではない
 
スパイラルとアジャイルの違い
  • スパイラルとは小さなWFの連続
  • スパイラル→渦を描きながら最終的には真ん中に収束して行くイメージ
  • アジャイル→ぐるぐるまわりながら中心ですら適切な場所に移動していくイメージ
  • 収束を前提とするかしないかの違い
 
まとめ
今回の勉強会を通して感じたことは、

です。

少しこのあたりの話になると盲信的に、

アジャイル最高!」
「WFはだめだ!」
「WFでないとだめだ!」 

となってしまっているケースをよく見ます。

しかし、アジャイルもWFもあくまで目的を達成するための選択肢に過ぎず、どちらがいい/悪いという議論は無意味な気がしています。

それよりも、

  • 自分たち(プロジェクト、チーム、環境、状況)を理解して今何が必要なのかを見極められるようになること
  • それによって結果を出すこと
こそが重要であることを忘れてはいけません。
 

・・・という前提で、きちんとWFできる状況を考えてみると、

  • ゴールが明確であること
  • 状況/環境がコントラブルであること
  • プロダクトがコントラブルであること
  • 要求の出し手/プロダクトの作り手が機能できること
  • 関係者のコミュニケーションが良好であること
  • 上記全てがPRJの終了まで継続すること

これらの条件が必要かなと思います。  

うーん難易度が高い!!
でも一度はキレイに滝を滑り降りたい!!

なんて野望を胸に抱きました。

【SME26】 達人出版会よりサムライ・エピソードが発売されました

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本日 2012年9月14日、達人出版会さんよりサムライエピソードが発売されました。

サムライエピソードとは、日本のアジャイラー総勢26名が現場で経験した成功・失敗を生々しく綴ったライブログとも言える一冊です。 

実際の体験をリアルに綴っているので、日本のアジャイルな現場でどんな戦い(?)や修行が繰り広げられているのかを知ることができます。How To本とはまた違った気づきを得ることができるかもしれません。

今まさに現場で挑戦している方や興味を持っている方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。

サムライ・エピソード
サムライ・エピソード【電子書籍
26人のサムライ達
達人出版会
発行日: 2012-09-14
対応フォーマット: EPUB, PDF

 

私も一つの章を執筆させていただきました。

明日のXP祭り2012発表させていただく内容も一部含んでいますが、私も例にもれなく現場での体験をもとに書かせていただきました。

 

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※ちなみにSME26は勝手に私が言っているだけで正式なグループ名でもなければ、どこからの劇場で活動しているわけではありません。

とりまとめをしてくださった@HIROCASTERさんが中心となって、勉強会などで有志を募って集まった26名のサムライ達です。

今回本ができあがるまではGitやFacebookを使ってやりとりをするという面白いプロセスを踏んでいたりします。

 

達人出版会さんなので電子書籍での販売です。
Kobo Touchなんかで見るといいんじゃないかなー(ステマ)。

 

【参考リンク】

XP祭り2012で「How to change our world ~楽天の開発現場からのアジャイル改善事例~」を発表します #xpjug

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いよいよ明日、XP祭り2012 ~ソーシャルチェンジ!~が開催されます。

XP祭り初参加でいきなり1枠セッションを持たせてもらうという幸せものですが、精一杯楽しんできたいと思います。

 

A-7 How to change our world ~楽天の開発現場からのアジャイル改善事例~【講演】

 

我々をとりまく世界は、日々大きく変化をしています。変化を抱擁して現実とのギャップを埋めていかなければならない我々の開発現場では、アジャイル開発の必要性がますます高まっています。そのニーズに呼応するかのように、最近のアジャイル界隈のホットトピックは、マネジメントやビジネスなど大きな分野へと広がっています。

このセッションでは、そんなアジャイルムーブメントの原点である開発現場にフォーカスを当てます。楽天という大きな組織の中でアジャイル1周年を迎えた1エンジニアが、開発現場のリアルをご紹介させていただきます。

What is Agile

アジャイルを知ってから1年間の開発現場のリアルを追います。

How to change our world

1ヶ月間でチームがどう変化したのか実例をご紹介します

 

今回のXP祭りのテーマは、ソーシャルチェンジ!

この1年間は、私も現場もまさにチェンジ!の連続でした。

実際の開発現場の話を中心にしていますので、アジャイルに興味がある・無しに関わらず楽しんでいただける内容だと思います。

興味を持って勉強会に行き初めて約一年、ずっと参加したかったXP祭りで発表をさせていただくことは私にとって集大成となります。

 

また、Agile2012に一緒に参加させていただいた伊藤さんが、A-5 一歩=∞ ~Agile2012参加報告~【講演】という発表をします。個人的にも楽しみですが、Agile2012の雰囲気を味わいたい方はぜひご参加ください。

 

明日、皆さんにお会いできることを楽しみにしています!

スクラムプロダクトオーナー勉強会に参加してきた #postudy

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第16回スクラムプロダクトオーナー勉強会に参加してきました。

会場が楽天タワー2号館である関係で、最近運営のお手伝いをさせていただいている本勉強会。スクラムマスターやスクラム自体の勉強会は多く開催されていますが、プロダクトオーナーにフォーカスを当てた勉強会は珍しいように感じます。

@fullvirtueさんが主催しており、1ヶ月に1回の開催ペースで、毎回初参加の方が多い参加しやすい勉強会ですのでぜひ興味がある方はのぞいてみてください。

第16回のテーマはMoving Motivators 

How to Change the World 〜チェンジ・マネジメント3.0〜
How to Change the World 〜チェンジ・マネジメント3.0〜【電子書籍
Jurgen Appelo, 前川哲次(翻訳), 川口恭伸(翻訳), 吉羽龍太郎(翻訳)
達人出版会
発行日: 2012-07-13
対応フォーマット: EPUB, PDF
 今回のテーマは、最近日本語版も発売されたHow to Change the Worldの著者であるJurgen Appelo(ゆるげんあぺろ)がAgile2012で行ったWorkshopであるMoving Motivatorsでした。

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# 私もAgile2012で彼のセッションに参加してきました 

Moving Motivators

Moving Motivatorsについては以下のエントリが参考になると思います。

今回の勉強会では、まず最初にモチベーションとは何なのかを各チームで話しました。普段何気なく使っている言葉「モチベーション」ですが、 他の方と話し合ってみると微妙に認識が違って面白かったです。

以下はその中ででたものの抜粋です。

  • 行動するきっかけ
  • やる気
  • やる気を行動にうつすためのベクトル(量と向きがある)
  • 行動のコアとなる部分
  • 不安定になるもの

ここからMoving Motivatorsの簡単な手順を説明します。

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モチベーションの源泉となる10枚のカードを使います。

  • CURIOSITY(好奇心を満たす)
  • HONOR(名誉)
  • ACCEPTANCE(周囲から受け入れられる)
  • MASTERY(熟練度)
  • POWER(影響力)
  • FREEDOM(自由)
  • RELATEDNESS(人とのつながり)
  • ORDER(秩序)
  • GOAL (成し遂げること)
  • STATUS(地位)  

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まず最初に、カードを自分の中での重要度順に並べます。右端がもっとも重要なもので、左にいくにつれて重要度は下がっていきます。次のステップで上下に動かすので、写真のように一列に並べるのがいいでしょう。

コツとしては、まずざっと並べてしまった上で、ケースを思い浮かべながら並べ替えていくのがよいと思います。例えば、「自分が昇進していいポジションにつくよりも、人とのつながりを大事にしてみんなで仲良く仕事したいなー」のように。

あくまで自分にとっての重要度なので、あまり考え過ぎずにワークしている人と並べる過程での考え方を話しながら行うと盛り上がると思います。

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次に何か転機を想定しましょう。

「会社を転職することになった」
「上司が変わった」
などなんでもOK です。

その変化によって自分の並べたモチベーションにどのような変化をもたらすのかを考えてみましょう。変化によっていい影響を及ぼすものを上に、悪い影響を及ぼすものを下にカードの位置を変えてみて下さい。

位置の変更は、人に依るのであくまで自分の考えでOKです。例えば、
「転職すると、今よりはやりたいことできる職につけるから自由度は上がりそう」
「転職すると、今より余計な仕事が増えて自由度は下がりそう」
のように考え方によって変わるでしょう。 

これも先ほどと同じくワークしている人と考える過程を話しながら行うと盛り上がります。

 

このワークを通して、

  • 自分のモチベーションの源泉がどこにあるのか
  • 変化によって自分のモチベーションがどう変化するのか

を知ることができます。自分でも意外な一面が見つかるかもしれません。
また、同時に一緒にワークした人がどのように考えるのかを知ることもできます。

 

今回の勉強会では、Appeloのワークショップに少しアレンジを加えて、チーム毎に1つの会社と会社の転機を想定した上でMoving Motivatorsを行いました。

ワークショップを通してモチベーションとはどういうものかを改めて考えることができました。以下が各チームで出た答えをまとめたものです。

  • モチーベーションにはチーム・個人・状況の3つのフィールドがあり、それぞれが影響し合っている。ワークショップをする前はモチベーションはある程度固定化されているものだと思っていたが、転機(人の関係や状況の変化)によってモチベーションも変化することがわかった。
  • 気持ちのコアがモチベーションであると定義。
    気持ちなので、人によってコアにする部分は当然違う。そして、転機(状況の変化)によって優先順位が変化しコアも移動する。したがってモチベーションは変化して行くものである。
  • モチベーションは捉え方によって変動し、他に影響されやすいものである。
    また、他人からは見えにくいものなので、必要に応じて表現したりコントロールする努力が必要がある。
  • 人によって転機をチャンスととるかピンチととるかが違う。
    チャンスととる人 ⇒ 素直な欲求(あるべきもの)が表れている
    ピンチととる人 ⇒ 本音が表れている
  • ワークショップによってモチベーションが余計わからなくなった。同じことでも受け取り方などは人それぞれである。また、モチベーションはアクションと連動する。

このワークショップは、自分が実際に働いているチームのメンバーやマネージャとワークショップをするのが面白いと思います。彼らのモチベーションの源泉と、変化によるモチベーションの変化のし方を知ることで相互理解が進みそうな気がします。

 

最後に

私はワークショップをしている最中にAppeloにつぶやいてみました。

 するとすぐに彼はリプライをくれました。

モチベーションについてあまり深く考えたことはありませんでしたが、ワークショップを通して自分やメンバーのモチベーションについて考えるきっかけになりました。

改善や行動も変化の一つであり、その変化はモチベーションにも影響を与えます。あなたがチームを、現場を、あるいは世界を変えたいと思うのであれば一度ワークショップをやってみると何かが見つかるかもしれません。 

Motivating Japan! 

 

 

Agile2012がはじまりました!

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現地時間8月13日いよいよAgile2012がはじまりました。

 

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ホテル内を移動して行くと・・・

 

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だんだん人が集まってきます。

 

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自分は前日に済ませてしまいましたが、入り口でRegistrationを終えればそこはもう会場です。

 

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朝食も自由に食べることができ、ここでのコミュニケーションも醍醐味の一つになっています。

 

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フリースペースではOpen Jamなど、飛び込み型である程度自由にセッションがひらかれていてにぎやかです。

 

そんなこんなでAgile2012はスタートしました。

セッション内容などをしっかりとまとめるのはMANASLINKさんの記事や後日紹介させていただくとして、カンファレンス中は個人的な振り返りや感想をお届けしたいと思います。

 

まずは初日のKPTです。

 

Keep

  • 心は折れなかった
    ⇒むしろ楽しくてやばい

  • 日本人のいないところに行くよう心がけた
  • 事前にサマリーだけでも予習しておくと、英語ができなくてもなんとなくの概要をつかめた
  • 素直に「I don't know」と言えばけっこうやさしく教えてくれる
  • 「May I sit here?」からはたたみかけると話がつながる
  • テキサスでの目的の一つ、ロデオ体験Done
    ⇒日本の暴れん坊将軍の実力をいかんなく発揮 

Problem

  • WSの話し合いにはほとんど参加できない(英語力的な意味で)
  • 予習が足りない

Try

  • 前日に次の日のセッションの予習の時間をつくる

 

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初日はワークショップばかりでした。

やはり言語の壁は厚く、講義形式はまだしもコミュニケーションが必須なワークショップは相当の英語力が無い限りつらいものがあります。毎年その壁に苦しむ方が多いと聞いていました。

 

自分自身も例外にもれずやはりワークショップ内での会話になかなか参加できませんでしたが、心は折れませんでした。何より悔しい思いでいっぱいでした。来年までに英語をネイティブと話せるレベルにまであげようと誓いました。

 

そして悔しい以上に、楽しかったです。

よくプレゼンテーションはインターラクティブなものだと聞きますが、海外のカンファレンスでは実体験で知ることができます。プレゼンテーション中もスピーカーとオーディエンスがコミュニケーションしながらセッションを作り上げます。単純な話し手/聞き手の関係性を保つのではなく、その場にいる全員がセッションの目的に向かって参加します。ワークショップでも彼らはガチです。本気で意見を出し合い、ゴールに向かいます。

 

なんていうのか、純粋なんだなーと感じました。何もかもが大きいからなのか、小さなことを気にせずに本来の目的に向かって一番自然な選択をしているように感じました。このあたりはもうちょっとまとめて帰国後に何かのアウトプットにしたいと思います。

とにかく楽しいです。

やれることには何でも首をつっこんで、得られるものは何でも得るつもりで残り期間も突っ走ります。

 

最後に初日をつっ走った成果を少しだけ。 

 via [8/13] Agile Conference恒例のパーティナィ!ICE BREAKER RECEPTION – Agile2012 現地レポート(8)