邪道(旧)

歌って踊れるエンジニアの叫び

デブサミ2013で「アジャイルサムライって当たり前になるのかな?」を発表します #devsumi @TAKAKING22

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2013年2月14日〜15日の二日間にわたって開催中のDevelopers Summit2013

デブサミは去年(Developers Summit2012)が初参加だったのですが、今年はなんと登壇させていただきます。 

アジャイルサムライって当たり前になるのかな?

 

最近、アジャイル開発に取り組む現場や組織も増え、私と角谷で監訳した書籍「アジャイルサムライ」も多くの人に読んでいただきました。国内での取り組みはさらに活発になっていて、アジャイルへの期待も大きくなってきていると感じます。

では、『アジャイルサムライ』のような開発は、みなさんの現場で当たり前になるのでしょうか? また、そうした開発を続けていきたいと思ったら、何をするべきでしょうか? それを私と自分の現場で取り組んでいる若いサムライたちの話を交えて、みなさんと一緒に考えていきます。

西村直人 / 竹林崇 / 上田佳典 / 及部敬雄

アジャイルサムライや様々なコミュニティ活動を中心に、アジャイルが日本でも広く認知されるようになりました。

しかし、実際に現場でアジャイル開発を取り組みはじめる時には、

  • なにからはじめたらいいのか?
  • はじめたらどうなるのか?

という疑問が浮かびます。

これらの疑問に真剣に向き合ってみようということで、「アジャイルサムライって当たり前になるのか?」をテーマに、今回のセッションが企画されました。監訳者である西村さんを中心に、実際に現場でアジャイル開発に取り組んでいる竹林さん上田さんそして私が登壇させていただきます。

デブサミ2013のテーマは、Action!
参加していただける皆さんと私たちで明日のAction! を一緒に考えましょう。

会場で皆さんにお会いできることを楽しみにしております。

 

余談

実は去年のデブサミ2012後に、同じ会社から参加したメンバーとフィードバックLT大会を行いました。その時発表させてもらった資料が以下です。

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この時はデブサミはもちろん他の勉強会にも参加し始めたくらいだったため、会場の熱気にとても刺激されたことを覚えています。

なかでも登壇者の皆さんがかっこよく見え、このLTの際には「来年は登壇したい!」なんて言っていたことを覚えていますが、現実として登壇させてもらう機会をいただくことができました。

  • 機会をいただけたデブサミ運営の皆様
  • 一緒に登壇させていたくお三方
  • 普段支えてくださっている現場の皆様
  • コミュニティ活動などで出会った刺激的な皆様
  • 葉っぱをかけてくださった@daipresentsさん

に対する御礼は今日のセッションを思い切り楽しむ事で還元させていただきたいと思います。

 

アジャイルサムライ

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著者:ジョナサン・ラスマセン
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はじめてのふりかえりをまとめてみた

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今のチームではじめてのふりかえりをしました。

前のチームでは、週に1度(最初は2週に1度)の振り返りを2年間続けることができました。もちろん振り返りを行えばすべてがうまくいくわけではありませんが、実際に続けてみて、

  • チームの改善スピードがあがった
  • 個人もチームも成長した
  • 楽しかった

などを感じる事ができました。

うるさく楽しそうにやっていたおかげか、他のチームへの横展開ふりかえりやグループ単位での大振り返りをファシリテートさせてもらったり、多くのふりかえりを経験する事ができました。

今回、今のチームではじめてのふりかえりをやらせてもらえることになり、チームメンバーへのふりかえりの導入としてプレゼン資料にまとめてました。せっかくなので公開させていただきました。なぜふりかえりをするのか、ふりかえりでどういうことを目指すのかにフォーカスしています。

もし誰かの参考にしていただけたら嬉しい限りです。
ご意見やご感想があればお気軽にご連絡ください。

 

アジャイルレトロスペクティブズ

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著者:エスター・ダービー
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Scrum Alliance Regional Gathering Tokyo 2013で暴れてきます #sgt2013

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いよいよ今日から二日間にわたって開催されるScrum Alliance Regional Gathering Tokyo 2013。初日の今日は、How to change the worldのJurgen Appelo氏、組織パターンのJames O. Coplienの講演を中心に大いに盛り上がっていたようです。

# 私は残念ながら参加する事ができませんでした

思い起こせば、私のマスターセンセイに勧められてScrum Alliance Regional Gathering Tokyo 2013の前身であるScrum Gathering Tokyo 2011に参加させていただいたことをきっかけにアジャイルスクラムに積極的に取り組むようになりました。Henrik Kniberg氏の基調講演の中の「人は変化を好まない。他人を変えるのではなく自分を変えることからはじめよう」という言葉は今でも私の大切にしている言葉の1つです。

そして、今年はScrum Alliance Regional Gathering Tokyo 2013 2日目の明日、登壇させていただきます。

Product Ownershipをテーマにした2社の事例発表の中で、私はチームとカンバンの歴史から見えてきたProduct Ownershipについて話させていただきます。1年半前にHenrikの講演を聴いてから明日登壇させていただくまでの想いのこもった魂の講演となる予定です。

明日も参加される皆様はお会いできる事を楽しみにしています。

※発表資料は後日Slideshareにて公開予定です。

"スクラムを活用したアジャイルなプロダクト管理" を読んできた #postudy @TAKAKING22

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第1回 読書会in東京 - スクラムを活用したアジャイルなプロダクト管理に参加してきました。

なぜ参加したか

本書内の推薦文の中で、Agile2012で出会ったEllen Gottesdiener(DISCOVER TO DELIVERの著者)が「全ての成功するアジャイルなチームは、全員がプロダクトマネージャーと同じような考え方をする」という一文を寄せているのを見かけて私はこの本を読むことを決意しました。

私は職種的にはエンジニア職ですが、最近はプロダクトオーナーのことをちゃんと知る必要を強く感じています。かのJeff Patton曰く「プロダクトオーナーシップはプロダクトに関わるすべての人が持つべき」で、この言葉は私に深くささっています。

意外とプロダクトオーナーについて深く記述されている本(特に和訳されているもの)は見当たらず、この本がプロダクトオーナーについて理解する一つのきっかけになればと思い今回読書会に参加させていただきました。

スクラムを活用したアジャイルなプロダクト管理

スクラムを活用したアジャイルなプロダクト管理
著者:ローマン・ピヒラー
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えくすとりーむりーでぃんぐ

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今回の読書会はエクストリームリーディングという手法をとりました。

エクストリームリーディングについては、やってみた感想やこうしたらいいのではという想いも持っているので、別途まとめようと思います。
以下の記事の一節でも触れられているので参考に貼っておきます。

 
ってことで簡単な流れだけ以下にまとめます。
 
  1. プロダクトオーナーに対する理解度でチーム分け
    ※なるべく同じレベルの人達でチームをつくる(効果的な議論のため) 
  2. 1テーブル5人でエクストリームリーディング
    ※今回の進捗: 推薦文~「1.2.2 リーダーとチームプレイヤー」まで
  3. それぞれのテーブルごとにまとめた内容を全体に共有
  4. 読書会の振り返り(KPT&気づき)
 
テーブルごとの共有の雰囲気を写真で共有。

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発表する側も真剣。

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みんな本を片手に聞いてます。

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関さんナイスカメラ目線!

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同じ読書範囲でもテーブルごとに出るアウトプットは違いました。

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最後に自分の参加したテーブルのまとめだけ共有させていただきます。
1章の冒頭はプロダクトオーナーについて端的に書かれている部分でした。

プロダクトオーナーの役割はスクラムガイドにあるように、以下のとおり。
“プロダクトバックログを管理し、チームが実施する作業の価値を保証する「唯一の責任者」”
このプロダクトオーナーとして望ましい特性に挙げられているものを抜き出してみると、

  • ビジョンを描き続ける
  • それを伝え続ける
  • チームと協働する
  • イノベーションを奨励・変化・曖昧性・議論・衝突・遊び心・実験を理解
  • リスクを恐れない
  • リーダーとメンバーを両立
  • ファシリテーション能力
  • 忍耐力

ここだけみると、プロダクトオーナーはスーパーマンであるかのように思えます。

しかし、この一連の説明の最後に「起業家チーム」というタイトルでBill GatesやSteve Jobsなどの有名なリーダーの例について触れているコーナーがあり、その中で、

“優れたチームなら、与えられたアイデアが平凡でも、それを素晴らしいものに変えてしまうでしょう”

というフレーズが出てきます。このフレーズにこそ作者の意図があると私たちは読みました。

プロダクトオーナーの役割は、とても重要なものであると同時にとても大変です。しかし、それを一人ですべて実現する必要はありません。ビジョンを見据えて実行し続けながらも、時には足りないものをさらけだしてチームに埋めてもらう勇気も必要なのかもしれません。

まとめ

冒頭に書いた通り、エクストリームリーディングについては別途まとめます。

よく考えてみたら、「読書会」にまともに参加するのは私にとって初めての経験でした。私は一通りさっと本を読んで参加しましたが、さっと読んだ時と読書会を通して得られた感想はまったく違うものになりました。アウトプットを意識してインプットすることで理解度は深いものになります。
エクストリームリーディングは、事前に読んでこなくても参加できるため、現場のチームや社内読書会のようなものをやるときにも使えるかもしれません。

本の内容については、このエントリーではまだ冒頭にしか触れていませんが、プロダクトオーナーについて理解したいという私と同じ想いを持った方にはおすすめできる一冊です。

もし興味を持たれた方はぜひ次回ご参加下さい!
エキストリームリーディングのおかげ?でページ数としてはあまり進んでいないので、全然追いつけます。 

おまけ

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二次会の飲み会の席でも本を取り出して語りあう図。

スクラムを活用したアジャイルなプロダクト管理

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明日のUlitimate Agilist TokyoのOpenjamで暴れてきます #uatagile

いよいよ明日(2012年11月17日土)に、Ulitimate Agilist Tokyoが開催されます。

  • 本気でアジャイルに取り組んでいる人達が集まり、その経験を双方向に共有
  • 10年が過ぎたアジャイル、次の10年を一緒に考えてみませんか?

という心躍るイベントがついに開催されます。

 

UATに参加する理由

私事になりますが、私自身アジャイルと出会って1年間が経ちました。
この1年間はとても密度が濃く、多くの失敗と成功の中でサービス開発の本質を追い求めてきました。もちろん答えは出ていませんが、暗闇の荒野の中で勇気を持って前に進んでいる感触を持てています。

私にとって今回のイベントはこの1年間のRetospectiveです。この1年間でどんな成長ができたのか、今年末そして来年以降どのように世界を変えるのかを考えながら参加しようと思っています。

 

Openjamに参戦

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追記: イベントが終わったので発表資料へのリンク追加しました

私もOpenjamにてsecret base ~Jeff Pattonがくれたもの~というタイトルで発表させていただきます(表紙だけ大公開)

Jeff Pattonと私のチームが出会い、

  • チームがどう変化したか?
  • 彼が伝えたかったことは?

という体験にまつわる話をお話しさせていただきます。

未熟者ではありますが、登壇者の皆さんにも負けない意気込みでぶっ込んできます。
皆さんぜひ明日お会いしましょう!! 

いろんな会社の若手エンジニアを収穫してきた!@オブラブ収穫祭 #oblove

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オブラブさん主催オブラブ収穫祭〜若手エンジニアの集い、実りの秋〜に参加してきました。

まずはいつもの・・・

なぜ参加したか

主には以下の2つの視点で参加してきました。

  • 同年代のエンジニアがどんな経験をしているのか
  • 他社の新人教育制度はどんな感じなのか

私自身社会人4年目のエンジニア(ギリギリ若手枠:25歳前後)で、約1年前から勉強会等に参加するようになって他社の方と交流する機会が増えたのですが、自分より年上の方が圧倒的に多い印象でした。そんな時にこの会を知り、他社の同年代の人達がどんなことをしているのかのぞいてみたくなりました。

またこの4年間の間にメンター(新人教育担当)を何度かさせていただいた経験もあるのですが、他社がどのような教育を行っているのか教育側からのお話も聞けるいい機会だと思い参加しました。

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参加者は若手エンジニアが過半数、教育担当者10数人、学生数人でした。

講演レポート

以下講演のポイントをまとめさせていただきます(ムラはご容赦下さい) 

講演概要

  • 各社新卒1〜2年目数名&教育担当者の方の発表
  • COOKPADpaperboy & co.DeNA 、GREE、永和システムマネジメントの順

COOKPAD

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  • 井原さん(@ihara2525
  • 社長室エンジニアの方(教育側)
  • 教育制度は基本的には無い
  • やりたいことをやってもらうという方針
  • 新人に求めることは、会社に何かをしてもらうのではなく会社を利用して何をするのか
  • 遠慮は悪

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  • やりたいこと、得意なこと、やるべきことの重なる部分を見つける

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  • やる気がある人を集める
  • やらせるのではなく、やりやすい環境をつくってあげること

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  • クックパッドオープンソースソフトウェアポリシー
  • Githubアカウント
  • 書いたソースは公開推奨
  • どんどんプルリクできる環境
  • 車輪の再発明ではなく既に世の中にあるものを調べて見つけてコミットする

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発表スライド:How to Glow Up in COOKPAD

  • 中村さん(@r7kamura
  • 2012新卒入社エンジニア
  • 本人主義の中でどうやって強くなろうとしたのか
  • 初日から自走、責任(本番権限)、成果
  • 下手なコードを書くと全エンジニアから指摘が飛んでくる
  • Githubの全てのdiffをチェックしていたらコードを書けるようになった

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  • 社内から得たものだけでは社内以上にはたぶんなれない
  • 勉強会などの社外活動やオープンソースを通して社外からも情報を得る
  • 自分自身も新しい知識(アジャイルなど)を社内で展開していく
  • PM5:00を過ぎたらリファクタリングすることにしている

paperboy & co.

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  • 中尾さん(@shikakun
  • 2012年新卒入社デザイナー
  • 大学時代に映画作り→他人とつきあうのはつらい→Web業界なら1人でも→入社
  • デザイナーがいない部署に配属
  • 1週間缶詰めで新人だけでサービスづくり(まめぶろ
  • サービス作りは盛り上がり、その後もコピー機の後ろでカンバン
  • エンジニアに混ざってRailsを勉強
  • shikakunアプリ公開中(shikakunのアカウントでTweetできちゃうアプリ)
  • やってみると、誰かと一緒になにかをつくることは楽しい

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  • 黒瀧さん(@kurotaky) 
  • 2012年新卒入社エンジニア
  • Nexus7を購入した際、宛名がBlack Waterfall(黒瀧)と送られてきた
  • 新人研修でカスタマーサービス研修→人がサービスを使っていることを実感
  • emacsを使わないと教えてくれない研修
  • 一ヶ月でRailsをマスターする研修
  • 社内のスーパーエンジニア達に箱詰めで教えてもらう(ドクターペッパー
  • ひどいコードを書くとさらされる
  • 問題が発生したらログを読む/エラーメッセージを読む/テストする
  • サービスリリースしたらくす玉を割る文化
  • 社内に意識本棚という意識が高い本が並ぶ本棚が存在
  • 損失も負けじと意識本棚(お金がないので平積み)を実施中
 
  • 伊藤さん(@hiboma
  • 新卒エンジニアのOJTのお世話(教育側)
  • DevOpsという言葉は垣根を作っているようで好きではない
  • なんでもやってもらってその中から好きなことを見つけてもらえばいい
  • 新人でも場合によっては本番sugo許可
  • 責任感やリアル感を持ってもらいとにかくなんでもやってもらう
  • Puppet + Magilicaでなれれば15〜30分で開発環境作成

DeNA

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  • 後藤さん(@go_to_mo
  • 新卒2年目のエンジニア
  • エンジニアを大切にする会社だと実感
  • エンジニア研修をクリアしないとエンジニアになれない

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  • 新卒でもいい意見は採用される
  • エンジニアもバリバリ企画にからむ
  • 社内にすごい人がたくさんいる
  • 自分よりすごい人がいないと成長が止まってしまう気がするのでいい環境
  • 大事にしていることは次の3つ
  1. いい環境は自分でつくる
    ⇒うまくいく方法を自分で考える 
  2. 人のせいにしない
    成長しないし誰も得しない 
  3. 人にやさしく
  • バイブルはリーダブルコード
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  • 武部さん(@nuichi
  • 新人研修設計担当者(教育側)
  • 日本でもトップレベルのエンジニア研修だと自負

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  • あるある一般的な研修
  • 現場の負荷が高い
  • チームやメンターに教育が依存してしまう
  • 現場「やっぱり受け入れなきゃダメですかね?

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  • DeNAの研修
  • 基礎を終えましたではなく一流にする
  • ポテンシャル採用なのでプログラム未経験者も多数
  • 現場「待ってました!よく来てくれました!

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  • 東京大学に二度入学するよりも難しい(研修)」 via 研修担当者
  • 「宇宙飛行士になる訓練よりは、少しマシ」 via 研修責任者

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  • ↑ざっくりな研修内容

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  • 研修する側が大事にすべきこと
  • 育てることは生半可なことではない
  • 現場がほしがる人材を育てる

GREE

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  • 吉川さん(@tsuyoshikawa
  • 教育側
  • 社内テンプレをつかいなさいってアレ・・・orz
  • メンターをつけて後はよろ!は現場の負担が大きい
  • GREE Bootcamp (参考リンク
  • 基本的なGREEの開発の流れの習得
  • 技術とマインドは切り離せない
  • 教える側のスキルも向上させる(教える側の振り返り)
  • 教育の基本は(自分が)もらったものを(後輩に)返して行くこと

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  • 露木さん
  • 2012新卒エンジニア
  • 今回が勉強会デビュー
  • 入社前に思っていた会社像と大きく変化した 

永和システムマネジメント 

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発表スライド:スキルアップ作戦

  • 馬場さん(@kbaba1001)
  • 2012新卒入社エンジニア
  • 入社して感じていることはコードを書くスキルの向上
  • Githubのpull requestに対して今週だけで146個のコメント
  • 教えていただけることがありがたい
  • コードを介したコミュニケーション
  • 永和のGit Masterには変なコードは存在しない!
  • 社内のコードを読むことで本とは別の知識を得られる
  • 外部勉強会は正直めんどくさいと思っていた
  • が、社内にはスーパースターばかりなので同じレベルの人とも出会えるいい機会
  • 同レベルの人とのふれあいの中で教え合うことでレベルアップ
  • 今の一番の課題は続けること

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  • 田垣さん(@akiinyo
  • 新卒2年目エンジニア
  • プログラム未経験で入社
  • 自分でWebアプリをつくれたらいいなーというあこがれで入社
  • 入ってみるとそこは想像以上にわけのわからない世界だった
  • 最初は動きそうなコードをコピペ(結局大量のコードを読むので勉強になった)
  • キーワードでひたすらgrep
  • おすすめは自分のPRJのコードをとにかく読むこと

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  • 最初は「テストを先に書くといいらしい」からスタート
  • そうすると・・・実装しやすくなる、意識高いらしい
  • やってみてもよくわからない、でもやる!
  • 最初は仕事ができる気がしなかったけど今は少しだけ自信がついた
  • pull requestするとはなまるマークやくじらさんの絵文字がもらえるようになった
  • その世界の住人になりたいと思う気持ちがあれば大丈夫
  • みんな受け入れてくれるし、楽しいことや嬉しいことがたくさんあった

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  • 諸橋さん(@moro
  • 10年目エンジニア(教育側)
  • われわれはどうしてお金をもらっているのか考えることが重要
  • 誰がお金をだしてくれているのか
  • お金をもらうには、「ちゃんと仕事を終わらせる」「普通にやる」

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  • ちゃんと仕事を終わらせるにはアウトプットの意識が重要
  • シンプルに議事録てアウトプット意識してもらう研修
  • 報告することは自分の気持ちを伝えること
  • 悪いニュースこそ早くいう
  • チームであればたいていのことは解決できる
  • 普通のことをふつうにやる
  • 新人の子の発言「テスト書かないでどうやってコード書くんですか?」(純粋)

まとめ

大量採用への対応のために大きな仕組みづくりが求められているケースもあったり、会社の状況も様々なので教育に対する取り組みも多種多様でした。

しかしその中でも、

  • どう成長してもらうかを本気で考える
  • 状況によって教育も常に変化させていくこと

は共通事項のように感じました。

業界動向も最新技術も入ってくる人材も大きな流れの中で大きく変化していくため、教育もそれにあわせて変化していく必要があります。

本勉強会のように、他社のリアルな教育への取り組みとそれによる被教育者の成長を知ることができる機会はとても貴重だったように思います。

 

という真面目なまとめの後で個人的な感想です。

まずは同年代(よりもちょっと後輩だったかな)のエンジニアの皆さんが活き活きとなにより発表されていることが印象的でした。それを見ながら、

なんて感じたり。

中でも個人的な今日一は、田垣さんのプレゼンでした。

私自身も未経験からのエンジニアスタートなので共感する点が多かったこともありますが、等身大で全力なプレゼンテーションがとってもすばらしかったです。

それにしても・・・
プログラム未経験で入った2年目の女の子が普通にTDDで実装してpull requestを送って絵文字のコメントをもらって喜ぶ永和さん恐るべしです!!

 

また個人的にうれしい出来事もありました。
勉強会に参加しながらまわりの後輩を連れてきたかったなーなんて思っていたのですが、 

難しいことだけでなく、学びってこういう小さなところからつながっていくこともあるんですね!

My Activity

★これまでの活動まとめ(思い出したら更新予定)

2017/12/22 WEB+DB PRESS Vol.102【執筆】

2017/12/11 アジャイルひよこクラブ 結局スクラムってなんなの?日本のパイオニアから学ぶアジャイルの歴史【発表】

2017/11/18 JJUG CCC 2017 FALL【ワークショップ】

2017/11/16 ヴァル研究所ライトニング大会【発表】

2017/11/12 DevLOVE リンスタ関ヶ原 〜敗軍の将、兵を語る編〜【発表】

2017/11/8 エンタープライズアジャイル勉強会【発表】

2017/10/28 Rakuten Technology Conference2017【運営】

2017/9/16 XP祭り2017【発表】

2017/9/10 モブの宮【発表】

2017/8/25 Nu-bla Geeks Who Drink in Tokyo-Agile Team Edition-【発表】

2017/7/21 DevLOVE関西「心理的安全性」のことに思いを馳せる【発表】

2017/7/11 モブプロディスカッション【運営・発表】

2017/6/18 DevLOVE 200 Bridge【発表】

2017/5/25 アジャイルチーム未来会議【運営・発表】

2017/4/25 DevOpsDays Tokyo 2017【発表】

  • モブプログラミング体験会
  • 朝まで生DevOps(パネルディスカッション)

2017/1/28 DevLOVE 199 越境CON 【発表】

2017/1/12 Regional Scrum Gathering Tokyo2017【発表】

2016/11/26 プロダクトオーナー祭り2016【発表】

2016/9/24 XP祭り2016【発表】

2016/2/27 Dots Conference Spring 2016【発表】

2015/9/4 Developers Summit 2015 KANSAI【発表】

2015/6/21 Agile Samurai Base Camp【発表】

2015/2/28 Regional Scrum Gathering Tokyo 2015【発表】

  • Agile ガチンコ Fight 第0試合

2015/2/27 インセプションデッキをどう作って、どう活用してる?実践事例を発表【発表】

2015/2/20 Developers Summit 2015【発表】

2014 UltimateAgileStories Iteration4【執筆】

2014/12/13 Agile Samurai Basecamp 2014 Inception Deck【発表】

2014/11/8 プレイバックDevLOVE現場甲子園【発表】

2014/11/5 俺のコードレビュー勉強会【運営・発表】

2014/10/25 Rakuten Technology Conference 2014【運営】

2013/11/9 DevLOVE現場甲子園2013【発表】

2013/11/6 変化の担い手チェンジエージェントの実践を追え!【発表】

2013/10/26 Rakuten Technology Conference 2013【運営】

2013/5/24 Agile Japan 2013【発表】

2013/2/15 Developers Summit 2013【発表】

2013/1/16 Scrum Alliance Regional Gathering Tokyo 2013【発表】

2012/11/17 Ultimate Agilist Tokyo - 集え、日本の活動家たちよ【発表】

2012/11/3  アカリクIT企業交流セミナー【発表】

  • Embrace Change - プログラム経験なしから楽天で過ごした3年間 -

2012/10/21 DevLove ゲーム・開発・UXD 情報交換会【発表】

2012/10/20 Rakuten Technology Conference 2012【運営】

2012/10/17 第8回 企業内リーンスタートアップ勉強会【記事】

  • マナスリンク公式レポーター

2012/9/15 XP祭り2012

2012/9/14 サムライ・エピソード 26人のサムライ達【執筆】

2012/8/31 Agile2012 社内Feedback【発表】

2012/8/13-17 Agile2012【記事】

2012/7/19 アジャイルサムライ読書会 横浜道場 特別編 「アジャイルは組織を変えられるのか」【発表】